北信濃の冬支度 橋渡る歩行者や自転車を冷たい風や雪から守る「手がかじかんで…」寒さの中 高校生がよしず張る
千曲川にかかる飯山市の中央橋では、午前中、よしずを張る作業が行われていました。橋を渡る歩行者や自転車を冷たい風や雪から守るもので、半世紀続く北信濃の冬の風物詩です。
造園や土木などを学ぶ下高井農林高校の2年生26人と県の職員が協力しながら1.8メートルのよしず100枚を1時間半かけて張りつけました。
稲葉陽子キャスター
「生徒の皆さんは、授業で学んだ男結びという結び方を実践しています。ほどけにくく、しっかり固定できる特徴があるそうです」
生徒は
「寒い中やると手がかじかんで結べなかったりってあるんですけど、授業で何回も練習したんでうまく結べました」
生徒は
「車の砂利とかも飛んできちゃうので(よしずを張ることで)その危険性が減ればなって思います」
よしずは来年3月いっぱい設置され、通勤・通学で橋を渡る地域住民を厳しい寒さから守ります。