雪による事故が相次いでいます。

大町市では11日、75歳の女性が自宅の軒先で雪に埋もれた状態で見つかり、死亡が確認されました

屋根から落ちた雪に巻き込まれたとみられていて、県内では今月9日から落雪など大雪に関連して4人が亡くなっています。

湯本翔太記者
「私の身長が182センチありそれに迫る高さの雪の壁となっています。この雪の壁の向こうに女性の住宅があり手前側に雪が落ちて女性が埋もれたとみられています」

住宅の1階の窓が隠れるほど積もった雪。

この雪に埋もれて亡くなったのは大町市平の若松俊江さん・75歳です。きのう午後0時半ごろ若松さんの自宅を訪れた知人から消防に、「大量の落雪があり、若松さんが中にいるのではないか」と通報がありました。

警察と消防が捜索したところ屋根から落ちた雪に埋もれている若松さんを発見しましたがその場で死亡が確認されました。

若松さんは高さ1メートル20センチほどの雪の塊の中に埋もれていて近くにはスコップが落ちていたということです。

この家に若松さんは1人で暮らしていて警察は除雪作業中に屋根からの落雪に巻き込まれたとみて調べを進めています。

県内では２月9日からこれまでに、落雪など大雪に関連して、あわせて「4人」が亡くなっています。