北アルプスで男性2人滑落死 1人は群馬県の57歳会社員 山岳遭難相次ぐ 死亡者は去年の同時期より9人増の26人に
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長野県内で山岳遭難が相次ぎ、北アルプスでは23日、男性2人が滑落して死亡しました。
23日午前11時すぎ、北アルプス大遠見山の標高およそ1900メートルの斜面から滑落した人を見たと、登山者から警察に通報がありました。県警ヘリで捜索したところ、午後3時すぎに60代くらいの男性の遺体が見つかり、県警が身元の確認を進めています。
一方、北アルプス水晶岳では、標高およそ2700メートル付近から群馬県前橋市の57歳の会社員の男性が滑落し、死亡しました。
県内では今月21日までに山岳遭難で26人が亡くなっていて、去年の同じ時期より9人増えています。県警山岳安全対策課は、「自分自身の体力や技術を把握し、その山に登っても大丈夫なのか判断してほしい」と呼び掛けています。