麻雀や花札などゲームをしながらリハビリ 心筋梗塞や心不全などの患者を支援 楽しく継続「心臓」リハビリテーション支援システム 2026年度の販売目指す
心臓のリハビリテーションについて、楽しく継続して行うための新しい支援システムが開発され4日、お披露目されました。
県庁で披露されたのは、自転車のペダル踏み運動器の心臓リハビリテーション支援システムです。
県産業振興機構の支援のもと県臨床工学技士会と民間企業が共同で開発しました。
心筋梗塞や心不全などの患者は心臓のリハビリとしてこの運動を 数か月から1年程度かけて行いますが、単調なため、多くの患者が退屈さを感じ通院頻度が減ったり、途中でやめたりすることが多く課題となっていました。
新たに開発された支援システムでは、足につけたセンサーと連動して、タッチパネルで麻雀や花札など4種類のゲームを楽しむことができます。
木下キャスター
「心臓リハビリテーションは一定の速さでペダルをこがなくてはいけませんが、遅くなってしまうと、画面が消えてゲームができなくなってしまいます」
県産業振興機構 櫻井和徳医工連携プロジェクトマネージャー
「リハビリすれば治るのに継続できないのは残念。これで…」
この支援システム、2026年度からの販売を目指しているということです。