【ガソリン価格調整疑惑】県石油商業組合 28日公開の場で県に実態調査の報告へ
県内のガソリン価格が不正に事前調整された疑いがある問題で、2月6日に県が県石油商業組合に求めていた実態調査の報告が28日行われることが分かりました。
県は26日、県石油商業組合の幹部が28日、阿部知事や県幹部の元を訪れ、公開の場で実態調査の結果を報告すると明らかにしました。
この問題は2月、県内のガソリンスタンドの間でガソリン価格の不正な事前調整の疑いが浮上したものです。
これを受け、2月6日に県が組合に対して実態調査を依頼し、2週間をめどに報告するよう求めていました。さらに、2月18日には公正取引委員会が組合に対し独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行っています。この公取委の検査を理由に県と組合の間で報告の公開の仕方を巡って認識に違いがあり当初予定していた2月20日の報告が延期となっていました。
阿部知事
「石油商業組合それから関係事業者の皆さま方にはぜひ誠意を持って対応していただきたい」
予定より1週間余りずれ込みましたが、ガソリン価格の不正な事前調整の疑いを巡る組合からの報告に注目が集まります。