県は12日、ドライバーの人手不足などによる2024年問題について課題克服に取り組む物流事業者を視察し、現状を確認しました。

県職員などが訪ねたのは、上田市の輸送事業を行う諏訪梱包運輸です。

県と県トラック協会は、去年11月物流業界の「2024年問題」に対処するための共同宣言を採択し、関係機関とともに問題の克服へ向けた取り組みを進めています。

12日は、フォークリフトで荷物を移動させる際、特殊なシートを敷いて行うことで2時間かかっていた作業が40分から50分で終わりドライバーの負担が少なくなったことなどが事業者から説明されました。

県では今後、効果の出た事例を周知していく予定です。