全国高校サッカー選手権の県大会は12日、シード校が登場する3回戦15試合が行われました。

松本市の松本平広域公園球技場で行われた第1試合は、去年ベスト8で優勝候補の一角、長野日大と上田千曲が対戦。ピンクのユニホーム長野日大は、正確なパス回しで前半から相手を圧倒します。オウンゴールで先制すると、4分には滝澤暖、その3分後にも滝澤智博が立て続けに得点。その後も得点を重ね、長野日大が7対0で快勝し、4回戦に進出です。

続く第2試合はシード校の松本第一と須坂創成の一戦。白のユニホーム松本第一は、前半5分に川田遥斗からのパスを受けた永見拓樹が先制のゴール。31分にはシュートのこぼれ球を永見が押し込んでこの試合2得点目。後半、須坂創成も体を張った守りで食らい付きますが、22分に、またも永見。ハットトリックでリードを広げると、その後も得点を重ねた松本第一が6対0で圧勝し、4回戦に駒を進めました。

そのほかの結果。岡谷東がシード校の屋代に快勝。松商学園も諏訪清陵を下し、4回戦進出です。市立長野は大量得点で初戦突破です。赤穂は延長戦の末、諏訪二葉に競り勝ちました。今年夏の県高校総体を制した都市大塩尻が2桁得点で初戦突破。上田東はシード校の飯田風越に快勝です。4回戦8試合は、今月19日に千曲市サッカー場など4会場で。決勝は、来月9日に松本市のサンプロアルウィンで行われます。