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子宮頸がん予防するHPVワクチンの接種呼び掛け 無料で接種できる「キャッチアップ接種」の期限迫る 県「将来を考える機会に」

2024年9月4日 12:26
子宮頸がん予防するHPVワクチンの接種呼び掛け 無料で接種できる「キャッチアップ接種」の期限迫る 県「将来を考える機会に」

長野市では子宮頸がんなどの予防する「HPVワクチン」の定期接種を見送った人を対象とした「キャッチアップ接種」の啓発活動が行われました。

4日、JR長野駅前では県の担当者などが子宮頸がんの予防を呼び掛けるポケットティシュを配りました。

HPVワクチンは子宮頸がんなどの予防を目的に小学6年生から高校1年生の女性が定期接種を行うワクチンです。ただ、接種した人の中で腫れや痛みなどの副反応がみられたことで一定の期間、接種の推奨が控えられていました。

「キャッチアップ接種」とはこの期間、接種を見送った今年度、17歳から27歳を迎える女性を対象に来年3月まで公費負担で接種ができるものです。半年間で3回の接種が必要で1回目の接種は9月末までに済ませる必要があるとしています。

県は「家族と相談し将来を考える機会にしてほしい」としています。

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