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性的な文書を送付した疑い 塩尻市の50代男性職員が停職3か月の懲戒処分【長野】

2024年10月3日 21:04
性的な文書を送付した疑い 塩尻市の50代男性職員が停職3か月の懲戒処分【長野】
同僚の女性とその家族に対し、性的羞恥心を害するような文書や画像を送り付けストーカー規制法による警告を受けたとして塩尻市は3日、50代の男性職員を停職3か月の懲戒処分としました。

百瀬市長「市民の皆さまの信頼を著しく損ない深くおわびを申し上げます。誠に申し訳ございません」

停職3か月の懲戒処分を受けたのは塩尻市の水道事業部下水道課主査の50代の男性職員です。男性職員は総務部債権管理課の課長補佐だったおととし5月から12月までの間、女性職員とその家族に対して性的羞恥心を害するような文書や画像、誹謗中傷する文書などを11回にわたって自宅に送り付けた疑いがもたれています。去年1月に女性職員からの相談で発覚し、警察からストーカー規制法に基づく警告を受けました。

さらに市の税情報システムから女性職員の家族の住所を閲覧した可能性が高いことが分かり、市は去年4月に警察に告発状を提出していました。また男性職員は匿名で総務人事課長宛てに「女性職員を退職させないなら総務人事課長をターゲットにする」といった趣旨の文書を郵送していたことも認めていて、一連の行為について反省しているということです。

市は男性職員の捜査が終了し個人情報保護条例違反などの疑いで書類送検されたため、公表したとしています。
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