伝統の春の祭り 縁起物「神馬」求め5年ぶりくじ引き復活 わら駒祭り【長野・長野市】
5年ぶりのくじ引きです。長野市の神社では、わらで作った馬の縁起物をくじで引き当てる伝統の春祭りが行われました。
わらで作った高さ2メートルほどの馬の縁起物=わら駒。氏子たちが町の中を練り歩きます。長野市の桐原牧神社で開かれた春の例大祭=わら駒祭りです。200年以上続く伝統の祭りで五穀豊穣や子孫繁栄を願います。
酒井龍人記者
「午前10時になるところです。境内には長い列ができています。お目当てはわらでできた縁起物の馬です」
祭りでは新型コロナの影響で中止していたくじ引きが5年ぶりに復活。
「神馬でございます」
神馬と呼ばれる縁起物が60体用意され、訪れた人たちは9人に1人という確率の当たりを願ってくじを引いていました。