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若者の投票率改善を 長野市の専門学校で選挙の出前授業 

2024年9月2日 21:02
若者の投票率改善を 長野市の専門学校で選挙の出前授業 

去年の県議会議員選挙で10代の投票率は各年代最低のわずか20%余り…。こうした若者の投票率を改善しようと長野市の専門学校で2日、選挙の特別授業が行われました。

「子育てとか子どもの権利の話とかは、結構長野県は力を入れてるからそこは重要かなと思って」

長野美術専門学校で行われた特別授業を受けたのは新たな有権者となった専門学生およそ80人です。

県の選挙管理委員会によりますと、去年4月の県議会議員選挙で10代の投票率は「22.39%」と各年代の中で最も低い結果に。

この授業は若者が選挙への理解を深め、投票所に足を運んでもらうおうと信州大学の「信州投票率上げようプロジェクト」の学生と自治体の選挙管理委員会が共同で実施しました。

選挙の仕組みを学んだあとに行われたのは県知事選挙に見立た“模擬選挙”。候補者の演説を聞いた上で実際に投票しました。

長野美術専門学校1年生
「投票とかきちんと行った方がいいとか1票で変わるところが印象に残ったので(選挙に)行こうと思いました」

信州大学のプロジェクトメンバーと自治体の選挙管理委員会は今後、中学校や高校などでも特別授業を行う方針です。

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