事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選挙が12日告示され、過去最多となる9人が立候補しました。自民党長野県連は、党員投票に向けた投票用紙を発送しました。

過去最多の9人が立候補した自民党総裁選。９月27日の投開票に向け、午前10時半すぎ、長野市の自民党県連では、党員投票に向けた投票用紙となる往復はがきを用意しました。

県連によりますと、県内に住む党員、党友は1万4342人で、本来、総裁選の2年前から党費や会費を納めている人が有権者となりますが、今回は特例で、去年からの党員なども投票権が与えられます。

県内の総裁選管委依田明善 副委員長
「これからそれぞれの候補者の主張を聞きながら、各自で判断をしっかりしていただけると思いますので、その流れに沿って公平公正に選挙を進めていきたいと思います」

総裁選の党員投票は、９月26日必着で、翌27日に投開票を迎えます。国会議員票と党員票がともに367票で、1回目の投票で過半数を獲得した候補者が、新たな自民党総裁に選ばれます。