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戸隠の老舗そば店「大久保西の茶屋」が自己破産申請へ 創業は江戸時代初期の1624年 400年の歴史に幕 負債約2億円 新型コロナの影響で売り上げ落ち込む 

2024年9月3日 14:40
戸隠の老舗そば店「大久保西の茶屋」が自己破産申請へ 創業は江戸時代初期の1624年 400年の歴史に幕 負債約2億円 新型コロナの影響で売り上げ落ち込む 

江戸時代初期に創業し、長野市戸隠の老舗そば店「大久保西の茶屋」が自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。負債はおよそ2億円に上るということです。

帝国データバンク長野支店によりますと、長野市戸隠豊岡に本店を置く「大久保西の茶屋」は2日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。

「大久保西の茶屋」は江戸時代初期の1624年に創業。実に400年の歴史がある老舗のそば店です。一時期は他に長野市にそば店を3店舗とんかつ店2店舗を展開していて多くの人たちに愛され、2004年2月期には年間の売上高およそ3億1000万円を計上していました。

その後、採算が取れない店舗の閉店や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが落ち込み資金繰りがひっ迫。今年2月期の、年間売上高はおよそ6000万円にとどまり、先行きの見通しが立たなくなっていました。負債は集計中ですが、およそ2億円に上るということです。

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