25日、松本市の松本空港に緊急着陸したアメリカ軍機のオスプレイは整備が終わり、安全が確認されたため、27日午前に離陸しました。

沖縄のアメリカ軍・普天間基地所属のオスプレイは、25日午後3時すぎ、飛行中に警告灯が点灯し安全を確保するため、予防着陸しました。

26日は機体の点検と整備のため、別のオスプレイが松本空港に降り立ち、 軍の関係者とみられる人たちが機体を確認していました。

そして、27日午前10時21分。

緊急着陸から43時間あまりとどまっていたオスプレイは、整備が終わり、機体の安全を確認できたとして松本空港を離陸しました。

北関東防衛局によりますとオスプレイは神奈川県にあるアメリカ軍・厚木基地に向かったということです。防衛省は、飛行ルートについて把握していないといいますが、引き続きアメリカ軍に対し、安全管理に万全を期すよう求めるとしています。