26日夕方 別のオスプレイが松本空港に 前日に緊急着陸したオスプレイの点検・整備行う

25日、松本市の松本空港に最初に緊急着陸したアメリカ軍機のオスプレイについて、飛行中に警告灯が点灯し安全を確保するための「予防着陸」だったことが分かりました。機体は今も空港にとどまっていて、26日夕方には機体の整備のため、別のオスプレイが松本空港に降り立ちました。
オスプレイ1機は緊急着陸から27時間あまりがたった今も空港にとどまっています。
プロペラを上に向けて滑走路に降り立つオスプレイ。25日午後3時すぎ松本市の松本空港に沖縄のアメリカ軍・普天間基地所属のオスプレイ2機が緊急着陸しました。
滑走路は一時閉鎖され、2番目に降りた機体は着陸から5分後に離陸しました。防衛省によりますと、最初に着陸した機体は飛行中に警告灯が点灯し、安全を確保するための「予防着陸」で、25日は一部の民間機で「欠航」や行き先を変更する影響が出ました。
26日、軍の関係者とみられる人たちが機体の外や内部を確認していました。26日は松本空港を発着する民間機の運航には影響はありませんでした。空港の周辺には多くの人たちの姿が・・・。
訪れた人は(元パイロット)
「今まであの~ニュースとかネットの映像でしか見たことがなかったので間近で見るとすごく迫力がありますよね」
訪れた人は
「無事に着陸してくれたので良かったなと思います」
「松本空港でこういう(オスプレイがある)景色がなかなかないのでいいですね」
そして、午後4時半前、予防着陸した機体の点検と整備をするため、別のオスプレイが松本空港に降り立ちました。防衛省はアメリカ軍に対し、警告灯が点灯した原因を確認していて、機体は整備後、安全を確認してから離陸する予定です。
阿部知事は25日、県民や空港の利用者に対し「ご心配とご不便をおかけしていることをお詫び申し上げます。北関東防衛局に対し詳細な情報の収集と共有、そして 安全確保の観点からの適切な対応を求めている」とコメントしています。