「どうしてこんなことが…」 松本空港滑走路が一部閉鎖で欠航も アメリカ軍機とみられるオスプレイ2機が緊急着陸 事前の届け出なく直前に連絡【長野】
25日午後、松本市の松本空港にアメリカ軍機とみられるオスプレイ2機が相次いで緊急着陸しました。松本空港は滑走路が一時閉鎖され、民間機にも影響が出ました。
25日午後3時すぎ、松本市の松本空港にアメリカ軍機とみられるオスプレイ1機が緊急着陸しました。さらにその30分後にもう1機が着陸。県などによりますと、事前の届け出はなく直前に連絡が入ったということです。また、松本空港の滑走路は一時閉鎖されましたが、午後4時半に解除されました。FDAによりますと、新千歳空港発午後3時半に松本空港着の便が愛知県の小牧空港に到着地を変更。また、午後4時5分に松本空港発新千歳空港行きの便が欠航となりました。
北海道へ行く客
「欠航になっちゃったんですね。びっくりしました。どうしてこんなことが起きる…」
北海道へ行く客
「仕方ないですね。娘の所に上田に住んでるんですけど、あす羽田に行きます」
県は緊急着陸した理由など、情報収集を進めています。
オスプレイはプロペラが真上を向いたヘリコプターモードでは、ホバリングや垂直に離着陸ができ、固定翼モードに切り替わると高速で長距離飛行が可能となります。アメリカ軍のオスプレイを巡っては、日本国内での配備は2012年に始まり、一昨年11月には鹿児島県屋久島沖で墜落し、乗組員8人全員が死亡した事故が起きるなど、国内外で事故や緊急着陸が相次いでいます。