信州スポーツ魂＝スポ魂。サッカーJ3。

松本山雅FCとAC長野パルセイロは23日、共にホームで試合を行い、いずれも声援を力に変えて勝利をつかみ取りました。

■松本山雅FC
積雪のため、1週間遅れてサンプロアルウィンでのホーム開幕戦を迎えた松本山雅FC。

未だ今シーズン勝利のないチームを「9000人」に迫る数のサポーターが後押しします。

相模原と対戦した山雅はサイド攻撃を活性化させるため、フォーメーションを前回までから変更して臨みました。

試合は「前半20分」、スローインからサイドで組み立てると山本龍平のクロスに浅川が頭で合わせて先制します。

折り返した「後半10分」には高い位置でボールを奪うと、菊井からのボールを山本康裕が豪快にネットに突き刺しリードを広げます。

その後も相手に得点を許さなかった山雅。

ホーム開幕戦で今シーズン初白星をあげました。

浅川隼人選手
「やっぱりこの（サンプロアルウィンの）雰囲気大好きだなっていうふうに思っています。まだ初ゴールも初勝利も届けられていなかったので必ずホーム開幕戦から初ゴールとチームの勝利を届けられるようにと思って立ち上がりからプレーした。いいゴールといい勝利で終われたので良かったなと思います」

松本山雅は26日ルヴァンカップの1回戦でJ2の鳥栖と対戦しリーグ戦の次節は29日、アウェーで岐阜と対戦します。

■AC長野パルセイロ
延長PK戦までもつれ込んだJ1東京ヴェルディとのカップ戦から中2日でのリーグ戦となったAC長野パルセイロ。

ルヴァンカップにも出場した選手を中心にホームで福島と対戦しました。

試合は両者なかなか決定機を作れず、無得点で折り返します。

徐々にチャンスを増やしていくパルセイロは「後半25分」にセットプレーのチャンス。

20歳のディフェンダー行徳のJ初ゴールで先制します。

44分にはCKを獲得すると相手のオウンゴールを誘い追加点。

ピンチをしのぎ切ったパルセイロは2対0で勝利をつかみ取りました。

藤本主税監督
「（勝因は）ホームですね、ホームのパワーが間違いなくあったし試合前にもホームの利は必ずあるという話がありました。ホームの声援が彼ら（選手）を 後押ししたことは間違いなくてすごく感謝しています」

「初ゴール最高でーす」
「ホームの力が声援が力になりました。ありがとうございました。」

パルセイロの次節は30日、アウェーで金沢と対戦します。