×

【速報】万博『会場警察隊』が発足式 24時間250人態勢で治安を維持 大阪初のEVパトカー導入も「安全・安心に万全を期すことが何よりも優先」

2025年3月27日 2:00
【速報】万博『会場警察隊』が発足式 24時間250人態勢で治安を維持 大阪初のEVパトカー導入も「安全・安心に万全を期すことが何よりも優先」
27日

 大阪府警は27日、4月13日に開幕する大阪・関西万博で活動する「会場警察隊」の発足式を行いました。

 午前11時から始まった発足式には、大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長のほか、警察や消防など約260人が参加しました。

 吉村知事は隊員らに向かい、「万博に携わるすべての方々の安全・安心に万全を期すことが何よりも優先。夏場の猛暑や自然災害など、困難に直面することもあろうかと思うが、一丸となって万博の成功に向けて職務に邁進していただきたい」と述べました。

 大阪府警の岩下剛本部長は、「大阪の治安機関として、国内外の要人を含む多数の来場者の安心・安全を確保し、万博の成功に寄与しなければならない」と呼びかけました。

■英語が話せる警察官も配備 交番なく「110番か巡回の警察官に申告を」

 会場警察隊の拠点は、夢洲の万博会場内に設置。府警によりますと、隊員約250人は、10月までの約半年にわたる開催期間中、24時間態勢で、夢洲で発生する事件・事故の対応や、雑踏警備などを行います。会場では、大阪で初めて、電気で動く“EV”パトカーが導入されるということです。

 万博では2820万人の来場が見込まれ、外国人観光客も多いことから、英語を話せる警察官も配備されます。

 会場内には、窓口となる交番は設置されないため、府警は、「事件や事故が起きた場合は、会場内で巡回している警察官、警備員に申告するか、110番通報をしてほしい」としています。

最終更新日:2025年3月27日 2:51
おすすめ