25日夕方、北安曇郡小谷村で81歳の男性が自宅近くの用水路で雪に埋もれた状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

県内では２月だけで雪に関連する事故で高齢者5人が亡くなっています。

死亡したのは小谷村千国の自営業、深澤豊さん81歳です。

小口浩美ディレクター
「男性は3階の屋根から落ちた雪に埋もれたとみられています」

警察と消防によりますと深澤さんは25日午後2時ごろから1人で雪かきをしていたところ、屋根から落ちてきた雪の影響で自宅裏を流れる「幅 およそ50センチ」、「深さ およそ80センチ」の用水路に落ちそのまま雪に埋もれたとみられています。

25日午後5時前、同居する家族が雪の中から深澤さんの体の一部が出ているのを見つけ近所の人と雪を掘って救出。深澤さんは大町市内の病院に搬送されましたが。死亡が確認されました。小谷村で積もった雪の量は25日午後5時時点で「157センチ」でした。

近所の人は
「（きのうは）とにかく暖かかったですよ。できるだけ1人では、かかないようにとか、そういうことは注意してますけど、でも、そうはいかない時もあるので…なかなかね…」

県内では２月だけで除雪中など雪に関連する事故で高齢者5人が亡くなっています。