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「めっちゃちっちゃい。命を感じる!」先生は「赤ちゃん」 高校生がお世話体験  

2024年9月18日 18:31
「めっちゃちっちゃい。命を感じる!」先生は「赤ちゃん」 高校生がお世話体験  

先生は本物の赤ちゃんです。上田市の高校生が新生児や乳児のお世話を体験する授業が行われました。

「すごい…生きてる」

上田市の上田千曲高校で行われた赤ちゃんのお世話を体験する授業です。教室を訪れたのは生後1か月から7か月の赤ちゃん6人。講師を務めるのは母親と助産師です。生活福祉科は将来、福祉関係の仕事を目指す生徒が多いことからこの授業が計画されました。

助産師
「背骨がCに曲がっているんです。だからこうやって(真っすぐ)持っちゃうとすごい、嫌なのね。まあるく抱っこします」

最初に教えてもらったのは「抱っこ」です。

生徒たちはおそるおそる首が座っていない赤ちゃんを抱き抱えます。

生徒「めっちゃちっちゃい。命を感じる」

次はミルク作り。慎重に粉ミルクの量を測ります。

生徒「もうちょいっすね。OKです」

さっそくミルクを飲ませてみると…。

いつもと違うお母さんにバタバタしてしまう赤ちゃん。ミルクを飲ませることも一苦労ですが…。

安心したのか生徒の目をしっかりと見つめ、ミルクを飲み始めました。

ミルクを飲ませた生徒
「すごいかわいいです。すごいかわいいです」

助産師希望の1年生
「命の誕生っていう貴重な仕事に携われるようになりたいなと思ったし、(お母さんは)自分が思っている以上に大変なことがあったのですごく尊敬するなって思いました」

生徒
「お母さんの育児の大変さだったり子どもたちの成長っていうのはかげがえのないものだというのがとても分かりました」

小さな命から多くのことをを学んだ生徒たち。将来の夢に向けて有意義な時間を過ごせたようです。

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