×

東御市給食センター建設計画巡り 市民有志が公金支出差し止め求め裁判 市は全面的に争う考え示す

2024年8月29日 21:08
東御市給食センター建設計画巡り 市民有志が公金支出差し止め求め裁判 市は全面的に争う考え示す

東御市の給食センターの建設計画を巡り、市民の有志が市に公金支出の差し止めなどを求めた裁判の第1回口頭弁論が開かれました。

一方、市側は違法性はないとして、全面的に争う考えを示しました。

訴えを起こしているのは東御市民13人です。東御市東部地区の4つの小学校に併設されている給食室が老朽化しているとして、市が示している給食センターの建設計画について、原告側は、市長が地方教育行政法で定める、教育委員会の「申し出」や「意見」を聞かずに事務手続きが進んでいるなどとして、「847万円」の公金支出の差し止めなどを求めています。

一方、市は予算などを決定する過程の中で教育委員会の反対がなかったことから同意は得られたとして、手続きに違法性はないとする答弁書を提出しています。

原告代表 平林千秋さん
「答弁書全体が虚偽と歪曲に満ちているという強い感想を持ちました。私たちはよりよい給食を求めて在り方の再構築を求めているが訴訟そのものが東御市の教育行政の公正さを問うていくそういう訴訟にもなるのではと痛感をしております」

次回の裁判は「10月4日」に開かれます。

    テレビ信州のニュース