８月12日に県内に上陸した台風5号と、８月15日から９月はじめにかけての大雨による被害額は、あわせて102億円あまりとなっています。

　岩手県によりますと、９月6日現在台風5号の被害額は、河川や道路などの公共土木施設、89か所でおよそ27億5000万円。農林水産関係でおよそ4億1000万円など、あわせて33億7000万あまりとなっています。

　一方、８月15日から９月はじめにかけての大雨被害については、公共土木施設が172か所でおよそ63億7000万円、農林水産関係が7つの市と町でおよそ5億5300万円など、あわせて69億2000万円あまりとなっています。

　県は今後の調査で被害額がさらに増える可能性があるとしています。