17日、家電大手のシャープが発表したレンジ。お弁当など、複数の食品を同時に温めたときに経験する、あの“悩み”の解決につながるかもしれません。

　　　◇

大学生（20代）
「きんぴらごぼうとか、たくあんが一緒に入ってるお弁当だと、温まっちゃって、毎回後悔」

その画期的な機能とは？　お弁当を温めてみると…

記者
「それぞれの食品に合った温度に調整されてでてきます」

サーモカメラを確認すると、温められて赤くなった部分と、冷たいままで青くなったところが、お弁当のおかずごとに分かれています。実はこのレンジ、下の面が4つに分けられていて、同時に複数の食品を温める際、4つのエリアごとに加熱する強さを変えることができるのです。街の人は…

専業主婦（70代）
「便利だよね」

会社員（40代）
「ぜひ使いたい」

現在は、コンビニやスーパーなどに向けて開発中ですが、将来的には家庭でも使えるようにしていきたいということです。

　　　◇

驚きの便利家電は他にも。都内の会社で見せてもらったのは一見、普通のバッグですが…

記者
「あったかい！」

世界初の技術を使った、「持ち運べる家電」とは？　その正体は…

記者
「しっかり温まっています」

持ち運べる電子レンジバッグです。付属のバッテリーを使って布を発熱させる世界初の技術で、バッグの中が5分で80℃に。普段使いで、食品などを保温するのはもちろん、災害時などにレトルト食品などを温めることもできるといいます。

そして、ただの丼にみえるこの商品も、実は便利家電。高速炊飯器なんです。

使い方は簡単。1食にちょうどいい量のお米を入れたら、その上におかずもセット。専用の装置にのせて15分から20分待つと、お米が炊けると同時に、その水蒸気で、おかずも温めることができます。あっという間に丼が完成。そのまま食べることができ、丼は丸洗いできるということです。

（9月17日放送『news zero』より）