【大船渡・山火事】発生からあすで1週間「前日より500ヘクタール被害拡大」市内面積の8%に<4日時点>
発生からあす(5日)で1週間となる岩手県大船渡市の山林火災は、被害が拡大している。
5日午後2時半時点の焼失面積は大船渡市の面積の8%に相当する約2600ヘクタールとなり、前日よりも約500ヘクタール広がっている。
3日夜、上空から捉えた映像には、暗闇の山林の中に真っ赤な炎が一筋となり、あたり一帯に広がっていた。
<NNN取材団 渡辺 大世 記者>
「午前6時半をすぎました。日の出とともに自衛隊のヘリが消火活動を始めました」
消火活動は自衛隊や消防など約2000人規模で夜を徹して行われている。
消防が上空から撮影した動画には、火の見えるほうに大量の水を放水している様子が映し出されていた。
4日朝の港には、不安そうに対岸を見つめる人の姿があった。
なかには、避難指示の出ている赤崎町山口地区に住んでいた親戚といまだに連絡が取れていないという人もいる。
<親戚が赤崎町に住む人は>
「(いとこの)旦那さんは避難していると思うんだけど(詳細は)わかりません」
「あまり詳しいことはわかりません」
大船渡市では計1896世帯・4596人を対象に避難指示が出されているが、このうち約600人と連絡がついていないという。市は名簿などをもとに確認を急いでいる。
一方、20日連続で乾燥注意報が発表されている大船渡市。あす5日は久しぶりの雪や雨の予報が発表されている。
<避難者>
「乾燥注意報が長く出ていたので、岩手県は広い県ですけど内陸の雪がほしいくらい。降ってほしい」
<避難者>
「東京は雨だからこのあたりも…」
「大木の根本から冷えていけばいい」
平成以降、国内最大規模となる山林火災は、あす5日で発生から1週間となる。
5日午後2時半時点の焼失面積は大船渡市の面積の8%に相当する約2600ヘクタールとなり、前日よりも約500ヘクタール広がっている。
3日夜、上空から捉えた映像には、暗闇の山林の中に真っ赤な炎が一筋となり、あたり一帯に広がっていた。
<NNN取材団 渡辺 大世 記者>
「午前6時半をすぎました。日の出とともに自衛隊のヘリが消火活動を始めました」
消火活動は自衛隊や消防など約2000人規模で夜を徹して行われている。
消防が上空から撮影した動画には、火の見えるほうに大量の水を放水している様子が映し出されていた。
4日朝の港には、不安そうに対岸を見つめる人の姿があった。
なかには、避難指示の出ている赤崎町山口地区に住んでいた親戚といまだに連絡が取れていないという人もいる。
<親戚が赤崎町に住む人は>
「(いとこの)旦那さんは避難していると思うんだけど(詳細は)わかりません」
「あまり詳しいことはわかりません」
大船渡市では計1896世帯・4596人を対象に避難指示が出されているが、このうち約600人と連絡がついていないという。市は名簿などをもとに確認を急いでいる。
一方、20日連続で乾燥注意報が発表されている大船渡市。あす5日は久しぶりの雪や雨の予報が発表されている。
<避難者>
「乾燥注意報が長く出ていたので、岩手県は広い県ですけど内陸の雪がほしいくらい。降ってほしい」
<避難者>
「東京は雨だからこのあたりも…」
「大木の根本から冷えていけばいい」
平成以降、国内最大規模となる山林火災は、あす5日で発生から1週間となる。
最終更新日:2025年3月4日 18:30