様々な体験を通じて消防や防災への理解を深めてもらおうと、「盛岡消防フェスティバル」が開かれました。

　これは、盛岡中央消防署が毎年開いているもので、多くの家族連れが訪れました。

　会場には、様々な体験コーナーが設けられ、子どもたちが消防隊員と一緒に実際に消防車のホースを使って放水したり、起震車に乗って東日本大震災や熊本地震など、実際にあった地震の揺れを体験しました。

　訓練用の煙を使って火事を疑似体験できるコーナーでは、火災が起きると建物内の視界が悪くなることや、煙を吸い込まないように低い姿勢で避難することを学んでいました。

　このほか、訓練用の人形を使って心肺蘇生の方法を体験するコーナーも設けられ、訪れた人たちは指導を受けながら心臓マッサージに挑戦し、命を守る救急措置への理解を深めていました。