【菊池雄星投手もエール】花巻市「女子野球タウン」に東北初の認定
岩手県花巻市が東北の自治体では初となる「女子野球タウン」に認定されました。9日はメジャーリーガーの菊池雄星投手も出席して調印式が行われました。
菊池雄星投手「心の底から思うのは、女子野球が発展すること(野球人口減少を止める)カギは」
花巻東高校出身の菊池雄星投手が、女子野球の発展にエールを送りました。調印式は、菊池投手がプロデュースする複合型野球施設・KOHで行われました。
全日本女子野球連盟による自治体の「女子野球タウン」認定は、花巻市が全国18番目、東北では初めての認定です。
花巻市は、全国高校女子硬式野球選手権で準優勝した花巻東高校に、市所有の野球場を練習場として貸し出しているほか、おととしから全国の強豪を招いた大会を開催するなどしています
全日本女子野球連盟 山田博子会長
「女子野球と花巻市が持つ資産を一緒にして、何か化学反応が起こせると期待している」
野球人口の減少を止める鍵が女子野球だという菊池投手は・・・
菊池雄星投手
「お母さんが野球をやったことがあるとか、野球を好きだというお母さんたちがひとりでも増えることで、子どもには野球をさせてあげる流れになっていくと思う」
花巻は既に野球で世界的に知られるようになってきました。
菊池投手
「世界一の選手が出てきている、大谷翔平選手がいて、日本には行ったことがないが、ノース(北)のところとみんな認知している。女子野球タウンとして盛り上がっていくのは楽しみ」
花巻東女子硬式野球部の生徒
「(女子野球は)笑顔で乗り越えれるのが良い」
花巻東女子硬式野球部の生徒
「野球も楽しくできるというのをきっかけとして女子野球が広がり、入部してくれればと思う」
花巻市の上田市長は、「花巻で女子野球ワールドカップができれば」と夢を話していました。