盛岡市内の3例目の農場 防疫作業完了【高病原性鳥インフルエンザ】
岩手県は、ことし3例目となる高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された盛岡市の農場について、防疫作業が昨夜、終わったことを発表しました。
県は17日、対策本部会議を開き、ことし3例目となる高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された盛岡市の農場について、16日午後9時に殺処分したおよそ40万3000羽の鶏の埋却と消毒が終わったことを発表しました。
今後は養鶏場を中心とした地域の搬出制限と移動制限を段階的に解除し、早ければ2月14日に全ての制限が解かれます。
達増知事
「県民のみなさんには鳥インフルエンザウイルスが他の地域に拡散することを避けるため、引き続き野鳥への餌付けの自粛や野鳥に近づきすぎないようにするなどの対応をお願いする」
県は鳥インフルエンザの感染確認が相次いでいることから、100羽以上を飼育する県内およそ500の養鶏場について、速やかに緊急消毒を行うことにしています。