岩手県田野畑村で夏の「二十歳のつどい」が開かれ、若者たちが大人の決意を新たにしました。

　つどいには、村の対象者27人のうち、23人が出席しました。そして、熊谷桜さんが代表して「二十歳の誓い」を述べました。

二十歳の誓い
「この田野畑村で育ったことを誇りに思い、育てていただいたことへの感謝を、私たちそれぞれの形で少しでも恩返ししていけるよう、日々精進することを誓います」

　式のあとには手紙が入ったタイムカプセルが開けられ、小学3年生の時に書いたメッセージを懐かしく読み返しました。

出席者
「『夜更かししないでね』って書いてありました。周りに感謝しながら、これからも頑張っていこうと思います」

「将来的には田野畑で貢献出来るような大人になって戻って来たいと思います」

　この後、参加者は、恒例のクルーズ船での北山崎めぐりに出発し、ウミネコの祝福を受けながら、ふるさとへの思いを強くしました。

　岩手県内ではこの夏、7つの市町村で「二十歳のつどい」が開かれました。残る26市町村は来年1月に開催します。