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秋の叙勲と褒章 受章者に知事から伝達 

2024年11月7日 18:15
秋の叙勲と褒章 受章者に知事から伝達 

 秋の叙勲と褒章の受章者に7日、知事から伝達が行われました。長年、看護の道を歩んできた女性は「患者・家族にやさしく」をモットーにしてきたそうです。

 7日の伝達式は、地方自治や地域医療に長年貢献した人に贈られる旭日章や瑞宝章の小綬章以下が対象で、18人が出席しました。

 野田武則さん71歳は、釜石市長を4期16年務め、震災後のまちの復興に尽力しました。

野田武則さん(71)
「復旧復興に携わり、ある程度の形までなんとか復興できたと思っている」「たくさんの方に携わってもらったので、その恩に報いるためにも(震災を)決して忘れてはならないということを、これからも発信し続けていきたい」

 元県立中部病院の総看護師長・及川幸代さん74歳は、長年、患者に寄り添い、看護にあたってきました。

及川幸代さん(74)
「とにかく患者・家族に優しくしていきたいと自分自身が思っていたし、一緒に働いた仲間にもそうあってほしいと伝えてきたつもり」

 ことしの「秋の叙勲」は県内在住の77人、「秋の褒章」は10人とひとつの団体が選ばれました。他の受章者への伝達は今月中旬に各省庁で行われます。

最終更新日:2024年11月7日 18:53
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