「楽な介護」実現へ 介護テクノロジー体験研修会 岩手
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「介護ロボット」や「見守りシステム」など、介護の現場に役立つ機器を体験できる催しが盛岡市で開かれました。
体の不自由な人を座った状態のまま乗せて移動できる「介護ロボット」です。人を持ち上げて、車いすやトイレの便座に乗り移らせることができます。
この催しは、県内の公益財団法人が、厚生労働省から委託を受けて岩手県と共同で企画したものです。東北と関東の企業11社が、介護の仕事に役立つ最新の機器を持ち寄り、県内から集まった介護事業者が体験しました。
人手不足に悩む事業所では、こういった「見守りシステム」が重宝されています。利用者の状況をカメラを通してパソコンやスマートフォンで24時間、見守ることができます。中には、こう話す介護事業者も…。
体験者
「お値段を見るとすごく高いので現実的ではないんですけど、介護職の誰かが助かるのならいいなと思いながら見ていました」
「楽な介護」をより多くの人に。岩手県は、こうした機器を導入する事業者に補助金を出していて、「制度についてはメールで問い合わせてほしい」と話しています。