食材価格の高騰を受け、宮崎市の小中学校では、4月から給食費が値上げされる見込みです。値上げは4年連続となります。

宮崎市教育委員会の試算によりますと、新年度の一食当たりの給食費は小学生が301.
9円で、現在よりおよそ28円アップ。年間では5600円余り負担が増える見込みです。

中学生は364.5円で、およそ38円の値上がり。値上げ幅は去年4月の2倍となっていて、年間では7600円余りの負担増となる見込みです。

コメなどの食材価格が高騰しているためで、今回の試算をもとに各学校で新年度の給食費を決めるということです。

物価高騰が長期化する中、宮崎市は国の交付金を活用し、今年6月下旬から18歳以下1人につき5000円分を図書カードを配布することにとしています。