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「虚偽の漏水報告し決裁者をだましていた」贈収賄事件で市長が陳謝「チェックする姿勢を見せるべきだった」

2024年9月6日 18:54
「虚偽の漏水報告し決裁者をだましていた」贈収賄事件で市長が陳謝「チェックする姿勢を見せるべきだった」
テレビ宮崎

宮崎県小林市上下水道局の職員の男が贈収賄事件で逮捕されて一夜。小林市が会見を開き、宮原市長が謝罪しました。

(小林市 宮原義久市長)
「市民の皆さまからの信頼を大きく裏切ることとなりましたことに、心より深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」

逮捕されたのは、宮崎県小林市上下水道課主幹の長瀬賢太郎容疑者52歳です。長瀬容疑者は6月、架空の配水管修繕工事を発注する見返りに、小林市の菊水設備から現金およそ20万円を受け取るなどした、加重収賄などの疑いが持たれています。

小林市は会見で、長瀬容疑者が虚偽の漏水を報告し、決裁者である課長などをだましていたと説明。少額の工事だったため、一部の書類作成や現場写真の提出が省略されていたということです。

(小林市上下水道課 山口巧課長)
「仕事ができるから、信用しているからというところだけで接するのではなくて、管理者がいつもチェックしているという姿勢をもっと見せるべきだったと感じています。」

小林市では今年度、菊水設備と10件の随意契約を結んでいて、同様の犯行が他になかったか、内部調査を進めています。

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