道の駅おおえがプレオープン 大江町特産の果物や焼き立てのパンも 最上川舟運をイメージ
規模拡大などのためリニューアルが進められていた大江町の「道の駅おおえ」が30日、町民向けにプレオープンしお披露目されました。
大江町藤田の国道287号沿いにある「道の駅おおえ」は、建物の老朽化や規模拡大を理由に駐車場の南側で新しい施設の整備を進めてきました。
山川麻衣子アナウンサー「木材がふんだんに使われています。木の香りがします。そして人もたくさんいます」
新たな施設は8月30日に完成。9月30日に町民向けにプレオープンしお披露目されました。
新しい道の駅は、随所に最上川舟運をイメージしたデザインを取り入れていて、建物は舟の形になっています。駅の愛称は最上川舟歌の歌詞「エンヤコラマーガセ」から「コラマガセ」。町内の「西山杉」を使った開放感のある雰囲気で、建物内では町特産のスモモのほか、ブドウやクリ、リンゴなど県産の農産物、加工品がずらりと並んでいます。
訪れた人「プレオープンなので中を見ようと思って。デザインもいい」
訪れた人「品物もたくさんあってきれい。今から楽しみです」
そして、ひときわ人気を集めていたのが、ベーカリーコーナーです。
山川アナ「みなさん次々にトレーにパンを乗せていきます」
地元の女性たちが作る焼き立てのパンが毎日20種類以上並ぶ大江町初のベーカリーです。
訪れた人「アオソのペーストを使ったパンを買いました。町にパン屋さんが1軒もないので期待していた。パン大好き」
また、情報発信コーナーのほか、フードコートも設けられています。
道の駅おおえ矢作秀治駅長「町民のみなさんはもちろん県外、県内から誰でも気軽に来てもらえる道の駅にしたい」
駐車台数はリニューアル前のおよそ3倍の128台に増えました。道の駅おおえ「コラマガセ」は、10月2日と3日に一般向けにプレオープンした後、5日にグランドオープンを迎えます。