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山形県内今年初の猛暑日 鶴岡市35.2度 山形市34.9度 中山町でヒマワリ迷路オープン

2024年7月23日 17:53
山形県内今年初の猛暑日 鶴岡市35.2度 山形市34.9度 中山町でヒマワリ迷路オープン

23日も山形県内は気温が上がりました。鶴岡市で35度を超え、県内でことし初の猛暑日となるなど、多くの地点でことしの最高気温を更新しました。

山形地方気象台によりますと各地の最高気温は鶴岡で35.2度、山形で34.9度、東根で34.2度など県内ほとんどの地点で30度を超えました。22ある観測地点のうち、17の地点でことし最高を記録し、鶴岡では県内で今シーズン初めてとなる猛暑日となりました。

迷路「かわいい。ヒマワリっていいにおいするのかな」

こうした中、中山町のJR羽前長崎駅の西側にはおよそ10万本のヒマワリで作られた巨大な迷路がオープンしました。この迷路は町内の長崎小学校の6年生が考えたコースを基に、地元の農家たちが2か月かけて整備しました。近所の幼稚園の子どもたちも駆け付け、水分補給をしっかりした上で、迷路を楽しみました。

園児「すごいヒマワリさん。やっほーひさしぶり」
園児「こっち行ってみる?やーだー。あれ?行き止まり?」
園児「とどかない」
園児「たのしい。たのしくない。たのしいでしょ。(どっち?たのしい?)たのしい」

豊田大豆転作組合 庄司亮太さん「ことしはうまく花も咲いて楽しそうに回ってくれたので大成功。そんなに難しい迷路にはなっていないので小さい子から大人まで花を見ながら回ってもらえれば」

ヒマワリ迷路は入場無料で8月上旬までの間、誰でも楽しむことができるということです。

一方、鶴岡市では、庄内浜の漁獲量の安定を図ろうとヒラメの稚魚が放流されました。
ヒラメの稚魚の放流は県漁業協同組合が毎年、庄内浜で行っています。23日は、鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターでことし4月下旬にふ化した稚魚を鶴岡市の由良漁港と米子漁港、そして遊佐町の吹浦漁港近くの海で2万5500匹ずつ放流しました。

県漁業協同組合の担当者「近年、漁獲量も増えている」

放流は稚魚のエサが豊富な時期にあわせて行っています。県によりますと、以前、庄内浜は稚魚のエサとなるプランクトンが多くなるのは7月から8月がピークでした。
しかし、近年は海水温が高くなった影響で8月のプランクトンの量が大幅に減少し、7月中がピークとなったということです。それに伴い2020年からは7月中に放流を実施しています。
現在、6センチほどの稚魚は順調に育てば来年秋に出荷基準を満たす30センチまで育つということです。

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