松尾芭蕉にちなんだチョコやプレッツェル…高校生が観光名所・山寺の新土産アイデアを発表 山形県
山形市の山形商業高校の3年生が山寺の土産物店と連携し、新商品の企画開発に取り組んでいます。生徒たちが新商品のアイデアについて発表しました。
生徒「今回私たちが考案した商品は、リンゴ、ブドウ、ラ・フランスと山寺の自然を想起させるようなヒノキの香りを使ったお香です。(ターゲットは)若い世代と外国人観光客にフォーカスを当てました」
この取り組みは、山形商業高校が将来の起業家を育成する授業の一環として行っているものです。
山形市山寺の土産物店「ふもとや」の若女将でこの高校の卒業生でもある後藤麻衣さんを講師に、生徒たちが現地で市場調査などを行い、観光客のニーズや地域が抱える課題などを探ってきました。10月30日、生徒たちが新商品のアイデアを発表しました。
山形市立商業高校情報科3年・永登拓海さん(18)「松尾芭蕉にちなんだセミ(形)のチョコを考えた。自分の力で何かを考えて形にしていくことは将来役立つと思う」
山形市立商業高校総合ビジネス科3年・中川栞那さん(17)「『そばしょう団子』という名前のそば団子を考えた。エコなものを作ろうと思っていて、どこにエコな要素を入れようと考えたときに難しくて最終的にプレッツェル(の串)を思いついた」
ふもとやでは今後、生徒たちの提案を基に商品化への可能性を探りたいとしています。