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海水温14度の海で泳ぐ 加茂水産高校の生徒が実習を前に伝統行事「水開き」

2024年5月1日 18:08
海水温14度の海で泳ぐ 加茂水産高校の生徒が実習を前に伝統行事「水開き」

体操「せーの!わっしょい わっしょい」

鶴岡市の加茂水産高校でこれから始まる海での実習を前に生徒たちが海で泳ぐ伝統行事「水開き」が1日行われました。

「いってきます!おーっ冷めてぇ」

海へのあいさつと実習の安全祈願を目的とした1946年の学校創立以来の伝統行事「水開き」には加茂水産高校の1年生から3年生までの生徒およそ50人が参加し「わっしょい」の掛け声とともに身体を上下させる伝統の「裸体操」で体を温めた後、海開き前の海に入っていきました。

「冷たい」「寒い。先生 寒いです」

海水温はまだ14度ー。生徒たちは水に入った直後、あまりの冷たさに悲鳴を上げていましたが、全員が無事におよそ50メートルを泳ぎ切りました。

生徒「「(水はどうだった?)めっちゃ気持ちいいです。(どういう1年にしたい?)けが無くやっていきたい」
「水温が冷たすぎて寒いというより痛い。全身をチクチク刺すような感じ。勉強と初めての高校生活ということでクラスのみんなと仲良くしたい」
「気分があがりますね。実習も増えてくるから楽しみです。2年生になって専門的な授業も増えるので勉強頑張りたい」

生徒たちはこの経験を胸に、これから10月末まで海上での航海実習や救助艇を使った訓練などに臨みます。

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