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今年の一文字は「港」 酒田市で賀詞交歓会 災害からの復旧・復興と新年の飛躍誓う

2025年1月6日 18:09
今年の一文字は「港」 酒田市で賀詞交歓会 災害からの復旧・復興と新年の飛躍誓う

酒田市では6日、新年恒例の賀詞交換会が開かれ、地元経済界のトップたちが去年の大雨災害からの復旧・復興と新年の飛躍を誓い合いました。

酒田商工会議所が開いた賀詞交換会には、市内の企業や団体のトップらおよそ350人が出席。酒田市の矢口明子市長らのあいさつに続き、地元酒蔵の鏡開きで新年を祝いました。

酒田商工会議所加藤聡会頭「ことしの一文字もちろん『港』。(庄内空港・酒田港)2つの港を中心にことしの酒田はぜひエネルギッシュに前に進んでいきたい」

酒田港は去年、洋上風力発電の基地港湾に指定。12月末には遊佐町沖の風力発電事業者に、地元企業も参画した「山形遊佐洋上風力合同会社」が選定され、大きな経済効果が期待されています。

合同会社の構成企業丸高会長 高橋剛さん「地元に出来るだけ貢献できるように私の役回りとしてはそういう役回りだと思っている。まだ総枠のところが詰まっていないので守備範囲もはっきりしていない所があって慌ててこれから詰めなくてはいけないと思っている」

一方、酒田市中心市街地の旧清水屋を巡っては、地元経済界が新たな再生案を12月、破産管財人に提出し、現在、検討が続けられています。

加藤総業社長加藤聡さん「全体的な計画どのようなまちづくりデザインにするかこれから酒田市と一緒に考えていかなければいけない」・建物を耐震補強して使う?「そうですね。それも含めて色々な補助金のメニューとかもどのようにしたらいいのかということもありますので案を出させていただいた」

参加者は、巳年のヘビにちなみ“再生と成長”の一年になるよう誓い合っていました。

最終更新日:2025年1月6日 19:31
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