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【台風5号】山形県内は12日 警報級の大雨に警戒 東北地方に線状降水帯発生の恐れ

2024年8月11日 12:45
【台風5号】山形県内は12日 警報級の大雨に警戒 東北地方に線状降水帯発生の恐れ

台風5号の影響で、県内は12日から13日にかけて暴風や大雨となる所がある見込みです。交通障害や建物への被害などに警戒が必要です。
台風5号は11日午前9時現在、宮城県石巻市の東南東にあって時速15キロの速さで北北西に進んでいます。最大風速は25メートルとなっていて、東北地方には12日朝、上陸し13日午前にかけて東北地方を横断する恐れがあります。
山形地方気象台によりますと、12日の県内は海上を中心に非常に強い風が吹き、暴風となる所がある見込みです。また12日から13日にかけて大雨となる所がある見込みで、台風の進路や発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性があります。
12日予想される1時間降水量は県内全域で多い所で50ミリ、12日午前6時までに予想される24時間降水量は村山と置賜で100ミリ、庄内と最上で50ミリとなっています。また、12日朝から夜遅くにかけて、庄内の海上を中心に非常に強い風が吹き、暴風となる所がある見込みです。予想される最大瞬間風速は県内全域で30メートルとなっています。
また、気象庁は先ほど台風5号の影響で東北地方に11日夜から12日午前にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表しました。
気象台は、暴風による交通障害や建物への被害に警戒するとともに大雨による土砂災害などに注意・警戒を呼び掛けています。

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