外航クルーズ船内で山形県産つや姫を使った寿司や地酒を振る舞う 県産品をPR
海外からの旅行客らに山形の食の魅力を知ってもらい再び訪れてもらおうと県は11日、外航クルーズ船内では初となるつや姫を使った寿司と地酒の振る舞いを行いました。
午前7時に酒田港に入港したフランスの船会社が所有するクルーズ船「ル・ソレアル」のレストランのテラス席です。乗客に提供されているのはつや姫のシャリに大トロやフグ、カンパチがのった寿司とシャンパングラスに注いだ県産の地酒です。昼食の時間帯に県産品をPRするコーナーが設けられました。
県が山形の食の魅力をクルーズ船の乗客と乗員に知ってもらおうと今回初めて企画し、地元の寿司職人が握る寿司と地酒が振舞われました。
県 国際観光推進室永沢 康弘室長「酒田、山形県のおいしいものを直接食べてもらい、味わってもらうことでまた来たいなと思ってもらう狙い」
およそ250食分用意した寿司はすべてなくなり、乗客からは「おいしい」、「最高」といった声が多く上がって好評だったということです。
酒田港にはことし4月22日以降で4隻の外航クルーズ船の入港が予定されています。県は、今回の旅行客らの反応を踏まえ、今後のクルーズ船での県産品のPR展開について検討していく方針です。