看護を学ぶ学生が現場での臨床実習に参加する「スチューデントナース」の認定が26日、山形大学医学部で行われました。「スチューデントナース」となった学生たちは来月から病院などで実習に臨みます。

「スチューデントナース」は、筆記や実技など実践能力を問う学内の試験に合格した学生に対して臨床実習への参加を許可するもので、2010年から山形大学が全国の大学に先駆けて導入しました。

26日は山形大学医学部看護学科の3年生55人が「スチューデントナース」に認定され、永瀬智医学部長から学生代表の及川七聖さんに認定証とネームプレートが授与されました。

山形大学医学部看護学科3年・及川七聖さん「今までは教科書を使って学習してきたが、これからは実際に患者さんを相手にすることになる。今まで学んできたことをつなぎ合わせながら患者さんと関わっていきたい」

認定証を受け取った学生たちは来月2日から12月6日までのおよそ3か月間、山大医学部付属病院や山形県内の保育園などで看護師業務の実習に臨みます。