「豊かな人間性を養いたい」 山形大学で入学式 2300人が学生生活をスタート
山形大学の入学式が3日、山形市で行われ、大学院生を含めたおよそ2300人が新たな学生生活をスタートさせました。
山形市のやまぎん県民ホールで行われた山形大学の入学式。学部ごとに午前と午後の2回に分かれて行われました。このうち午前の部には、医学部や工学部などの学生が出席しました。式では新入生を代表し、医学部医学科の高田翔瑚さんが決意を述べました。
山形大学医学部医学科 高田翔瑚さん「広く学問の諸分野に目を向け多様な領域にわたる知識を身につけるとともに深く専門的な学術の研究を通じてより豊かな人間性を養い、学問・文化の向上に努めることを誓います」
式の後には歓迎セレモニーが行われ、花笠サークル「四面楚歌」の踊りが披露されました。
山川麻衣子アナウンサー「式が終わりました。会場の外には記念撮影をするための列ができています。真新しいスーツに身を包んだ新入生のみなさんいい笑顔ですね」
勉強にサークル、それに初めての一人暮らしと期待にあふれる新入生に意気込みを聞きました。
工学部3人組(宮城県出身)「工学は物事の基本の部分だと思う。そういう勉強をして将来役立てるような職業に就きたい」
「大学ならではの研究を楽しみにしていて幅広くやっていると思うので自分の就職とか大学院に進むとか将来を見据えつつがんばりたい」
「一人暮らしを楽しみにしている。一歩一歩ちょっとずつ慣れていって自立できるようにがんばりたい」
医学部(山形県出身)「地域の医療に貢献したいと思ったので山形大学を選んだ世界で活躍できる。助産師とか看護師になりたい」
工学部(山形県出身)「結構不安の方が大きいけど新しい関係ができるのが楽しみサークルに入りたい」
この新入生は、親への感謝の言葉を話してくれました。
工学部(山形県出身)「受験のときいろいろわがままとかたくさん言ったけど受け止めていつも応援してくれて感謝している」
お母さん「大人として頑張って大学生活を送ってもらいたい」