山形県内の郵便局 年賀状の仕分け作業がピーク 585万枚の配達見込む
ことしも残すところあとわずかとなりました。山形県内の郵便局では正月に向けて年賀状の仕分け作業がピークを迎えています。
山形市白山にある山形南郵便局には、県内で投函された年賀状のほとんどが集められます。元日の配達に向け、いま、郵便番号や住所ごとに仕分けする作業が急ピッチで進められています。
作業は1時間でおよそ5万通を仕分けることができる機械を使い、地域ごとに分けられていきます。機械が読み取らなかったものは、1枚1枚人の手で仕分けされます。年末年始は郵便局の職員や高校生のアルバイトなど合わせておよそ80人が交代しながら新年の1月3日まで24時間態勢で作業にあたります。
山形南郵便局・高橋浩一さん「今、SNSとかスマホですぐ送れる時代だが紙でもらった喜びは昔から変わらないと思う受け取った喜びを感じてほしい」
山形南郵便局によりますと、県内で来年の正月に配達される年賀状の数は、ことしの7割ほどの585万枚と見込まれています。