ウイルス感染除去費用などを装いインターネットバンキングで670万円送金被害 米沢市の女性
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米沢市の60代の女性がパソコンにウイルスに感染したなどの表示が出たため、画面上の電話番号に電話し、ウイルス感染除去費用などの名目でインターネットネットバンキングを使われ670万円の送金被害にあったことがわかりました。
警察によりますと、2月9日、米沢市に住む60代の女性は自宅のパソコンでインターネットサイトをみていたところ、突然警告音がなり、画面に「トロイの木馬」というウイルスに感染したなどの表示が出ました。
女性は画面上に表示されていた番号に電話したところ「マイクロソフト社」の社員を名乗る片言の日本語を話す男が出て、「パソコンに感染しています。2年間で1000円のセキュリティサポートプランに入ってください」と促されました。
さらにインターネットバンキングを利用して支払いをするよう指示され、「振込ができていません」と言われて、再度インターネットバンキングの振込画面を開き、自身の口座番号などを入力するなどして送金手続きをしました。
その後、不審に思い警察に相談し、口座の残高を確認したところ、2回にわたり合わせて670万円が送金されていたことがわかりました。
警察は相手からアプリやソフトをインストールするよう指示されたり、インターネットバンキングにログインするよう要求されたりしても応じないよう呼びかけています。