「大好きな料理」「毎日の運動」 山形市の高齢者向け住宅で90代に聞いた長寿の秘訣は
全国でそして山形県内で、元気な高齢者が増えています。
山形市の高齢者向け住宅で入居者に人生を長く元気に過ごせる秘訣を聞いてきました。
小坂憲央アナウンサー「こんにちは、YBCの小坂です」 女性「年齢的にしゃべりがはっきりいないから」
小坂アナ「おいくつですか?」 女性「97歳と3か月よろしくお願いします」「年は96歳」「私はまもなく94歳になります」
お邪魔したのは、山形市の高齢者向け住宅「ガーデンテラス七日町」。こちらには現在、68歳から98歳の高齢者が入居しています。さっそく、ご長寿の秘訣をうかがいました。
工藤ちよさん(97)「運動若い時から運動が大好き。体を動かすことが好きで今でも1週間に2、3回は体操に行っている。あとは食事。料理を作るのが大好きで自分の好きな物を買ってきて台所で3食作る。それが私の楽しみ」
1927年、昭和2年に生まれ、97歳の工藤ちよさんは、10年ほど前からここで生活しています。介護施設ではないため、身の回りのことは自分で行うという工藤さんの部屋を急きょ見せてもらうことに…。
工藤ちよさん(97)「小坂アナウンサーそれは前もって言うべきですよ」 小坂アナ「お話を聞いていたら見たいと思って。お邪魔します。きれいですね、工藤さん」
工藤さん「ここに立つのが私の趣味」 小坂アナ「工藤さんもう一回おいくつ?」 工藤さん「97歳3か月です」
ここには食堂もありますが、毎日3食、自分で作って食べるのが、元気の源。さらに、1週間に1回、3冊ほど本を借りてきて読書するのも楽しみと話す工藤さん。
いま、続けていることを聞いてみました。
工藤ちよさん(97)「やっぱり3日に1回は肉は絶対食べる。それとワイン。ワイングラスで1杯毎日食前に必ず」
そしてこちらは小林隼美さん。大正15年生まれの98歳です。
小林隼美さん(98)「毎朝4時に起きるんです。5時ごろ外へ出て毎朝40分ぐらい歩くんです。雨が降っても雪が降っても」
そんな小林さんが毎日続けていることはというと…。
小林隼美さん(98)「100回やるんです。真似をしないでください。腰を痛めるし起きられなくなる。これを100回やるんです」
腹筋と腕立て伏せを100回、これを毎日3回ずつ続けているそうです。ほかのみなさんも散歩など体を動かすことが長寿の秘訣だと話していました。