迅速出動へ新システム導入 今季は346台が出動に備える 冬の到来前に山形市で除雪車出動式
本格的な冬の到来を前に山形市では15日朝、除雪車の出動式が行われました。今シーズンから除雪を担う業者に迅速に連絡するシステムを導入し、素早い出動につなげたいとしています。
山形市役所前で15日朝に行われた出動式には、市から除雪作業の委託を受けた業者らおよそ50人が参加しました。
市では今シーズン、106社の協力を得て昨シーズンより3台多い346台の除雪車が出動に備えていて、市内の生活道路など総延長およそ1500キロの除雪にあたります。
また、今シーズンから、業者に出動を要請する際、自動音声で一斉に連絡し、出動が可能かどうかすぐに確認できるシステムを導入します。
山形市道路維持課・金子健二 課長補佐「早めの除雪作業の着手が見込まれ、市民サービスの向上につながる。しっかり除雪の態勢を整えて冬季間の市民の生活を支えていく」
市によりますと、市内の除雪は、降雪量がおおむね10センチを超えることが見込まれる場合に行われます。除雪車の運行状況は、市のホームページで確認できるということです。