「やめてみた生活のすすめ」漫画家・わたなべぽんさんが講演 「”炊飯器” ”掃除機” ”ボディーソープ”やめてみたら・・・」 山形・尾花沢市
やましんレディースセミナーが25日、山形市で開かれ、尾花沢市出身の漫画家「わたなべぽん」さんが「やめてみた生活のすすめ」と題して独自の生活術について講演しました。
「わたなべぽん」さんは日頃感じたことなどを描いたコミックエッセイを数多く手掛ける人気の漫画家です。
25日は自身の代表作のテーマにもなっている「やめてみた生活」について語りました。
わたなべぽんさん
「日々の生活の中でなんとなく使ってきたけど本当に必要かどうかわからないものがあると思う。(やめてみた生活とは)そういうのをやめてしまおうということ」
わたなべさんは実際にやめたものとして「炊飯器」や「掃除機」「ボディーソープ」などの生活必需品を挙げました。
やめたことで土鍋で炊くご飯のおいしさに気付いたり、石鹸を手作りする新しい趣味ができたりと生活に楽しみが増えたと話しました。
わたなべぽんさん
「『やめてみた生活』を続けているうちに『普通』と言われることにとらわれて生きている、『こうあるべき』ということに執着して生きていたことに気付かされた」
わたなべさんはさらに、「やめてみる」ことは新たな選択を「やってみる」ことでもあるとし、自分らしく生きてもいいという自己肯定感を得ることにもつながると語りました。