観光や防災の拠点 山形市初の道の駅「やまがた蔵王」 国の登録証が山形市長に 12月オープン予定
山形市初となる道の駅「やまがた蔵王」がことし12月にオープンするのを前に、県内の道の駅として証明する国の登録証が25日、山形市長に手渡されました。観光誘客、そして防災の拠点としての役割も期待されています。
中川悠アナウンサー「ぐっと山形のすぐ隣に建設中なのがこちらの新しい道の駅。現時点で外観は完成した地域のにぎわい、防災拠点として期待されます」
山形市と国が共同で設置する道の駅「やまがた蔵王」。完成は10月を予定していて、いまは、内装工事が行われています。
山形市初となる道の駅は、隣接する「ぐっと山形」と連絡通路を設けて一体化し、観光情報を紹介したり、伝統工芸品の展示などを行ったりする情報発信スペースを整備します。また、防災倉庫や非常用電源装置を備え、災害時には、地域住民などの一時避難場所となります。
この日は、国土交通省山形河川国道事務所の担当者が山形市役所を訪れ、道の駅「やまがた蔵王」が県内で23番目の道の駅として証明する登録証が佐藤孝弘山形市長に手渡されました。
佐藤孝弘山形市長「道の駅にとどまらず周辺の魅力ある観光地と連携して楽しんでもらうことに力を入れる。色んなイベントを積極的にすることで何度来ても飽きない道の駅にしたい」
東北中央自動車道の「山形上山インターチェンジ」に近く、山形市の玄関口として観光誘客が期待される道の駅「やまがた蔵王」。
屋外には、芋煮会やバーベキューを楽しめる広場を設置。他にも、体験型のイベントを企画するなどして、にぎわい創出を目指します。
道の駅「やまがた蔵王」は、ことし12月上旬のオープンを予定しています。