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信玄公が落とした“鐘の音”が…伝説残る「鐘山の滝」北条氏襲来を知らせる早鐘鳴らす 山梨県

2024年8月12日 18:58
信玄公が落とした“鐘の音”が…伝説残る「鐘山の滝」北条氏襲来を知らせる早鐘鳴らす 山梨県

 富士吉田市と忍野村の境にある涼スポットを紹介します。

 信玄公にまつわる言い伝えが残る「鐘山の滝」です。

 鐘山の滝は戦国時代、武田の軍勢が北条氏の襲来を知らせる早鐘をこの場所で鳴らしたことにちなみ、その名が付いたと言われています。

 中央に突き出した溶岩が流れを左右に分ける「二条の滝」で、エメラルドグリーンの水をたたえた滝つぼはかつて「鐘ヶ淵」と呼ばれました。

 耳をすますとその昔、信玄公が滝つぼに落とした 鐘の音が聞こえると言い伝えられています。

訪れた人は
「緑とのコントラストもきれいで、体感温度がすごく低く感じる」「涼し気でよかった。さわやかで気分がいい」

 今では滝の周辺は整備され、春は新緑、秋は紅葉が楽しめる市民の憩いの場所になっています。

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