甲府市北部の観光振興へ「武田の杜」にMTBコース整備 山梨県
甲府市北部の観光拠点整備をめぐり、県は「武田の杜」に新たにマウンテンバイクのコースを整備しました。
昇仙峡を含む周辺地域を、甲府盆地を代表する観光スポットとしたい考えです。
長崎知事が25日の会見で明らかにしました。
甲府市山宮町の「武田の杜」に整備されたのは、初心者から中級者までが楽しめる7つのマウンテンバイクコースで、総延長は1・2キロに及びます。
5月1日から供用を開始し、利用料は無料です。
県は湯村温泉郷の活性化策として「武田の杜」から見える夜景を観光資源化するなどして、昇仙峡を含む甲府市北部一帯を甲府盆地を代表する観光スポットにしたい考えです。
長崎知事
「峡南地域では道の駅「ふじかわ」をフラッグシップ道の駅にしようとしている。八ヶ岳エリアでは小淵沢についてどういう観光地にしようか議論している。ポイントとなる拠点をそれぞれ高度化することで、(県内を)バランス良く盛り上げていきたい」
また、県は武田の杜の価値向上を検討するため、近く観光関係者や景観デザイナーらでつくる検討会議を発足します。