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今夏の富士山 5合目にゲート設置 通行料徴収や通行規制を実施 山梨県

2024年4月17日 19:13
今夏の富士山 5合目にゲート設置 通行料徴収や通行規制を実施 山梨県
今年の夏山シーズンから導入される富士登山の登山規制策について県は17日、5合目登山口にゲートを設置して通行料を徴収し、登山者の通行を規制することを正式に発表しました。

登山規制策は弾丸登山の防止や混雑解消が目的で、開山期間の7月1日から9月10日まで実施します。

県によりますと、富士山5合目の登山口にゲートを設置し、通行料として1人あたり2000円を徴収します。

「2000円」という金額をめぐっては山小屋関係者などから「高すぎる」との指摘が出ていましたが、県は「徴収費用などを捻出するためで、状況に応じて来年以降の変更もあり得る」としています。

また、午後4時から午前3時までは5合目のゲートを閉鎖し、山小屋に宿泊予約している登山者を除いて通行を規制します。

県は職員を24時間態勢で配置して山小屋の予約の有無を確認するとしていますが、山小屋に予約証明書の発行を依頼するなど具体的な運用方法は未定で「山開きまでには決めたい」としています。

県では7月の山開きに向け、富士登山オフィシャルサイトなどを通じて通行料や通行規制などのルールを周知していく方針です。
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